寺尾紗穂/わたしの好きなわらべうた

寺尾紗穂/わたしの好きなわらべうた
2016年 日本
『知らないうたばかりでうれしい』

 寺尾紗穂の新作は硬派な企画盤。エッセイストでもある彼女がWEB本の雑誌にて公開している「わたしの好きなわらべうた」を切っ掛けとして作られたアルバムとのことです。(記事を読みながら聴くのがベストだと思います)実際、彼女は日本各地でのライブにて地元のわらべうたをリアレンジして演奏しているそうで、その地道な取り組みがこうしてアルバムになったのはおめでたいこと。
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 透き通った音色のピアノと優しく清々しい歌声で再生されるわらべうたの数々。シンプルなアレンジばかりではなく、ドラムを加えたポップスに仕上げたものもあり、それを含めて新鮮に聴くことが出来ました。また、様々な民族楽器(スリン、タイゴング、チャスチャス、ドラなど)が使われており、1曲1曲のクレジットがいつも以上に興味深かったです。

 ここ数作は実験作が多く、それはそれで楽しめたのですが、改めて彼女の素材をシンプルに生かした本作を聴くと格別に素晴らしいと感じました。

 始発電車に乗るために駅に徒歩で向かう時、本作を聴いたらさぞかし気持ちよいだろうな、と思いました。わらべうたを通過した後の次回作への期待も膨らみます。

七草なつな
 

一度、東京で見て以来、随分、長いことライブを見ていないのでまた生で演奏を聴いてみたいです。
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