滝沢朋恵/ a b c b(アベコベ)

滝沢朋恵/ a b c b(アベコベ)
2016年 日本
『放心したような暗さで、何となく不安にさせる音楽』

 鍵盤、シンセが入ったちょっとアヴァンギャルドなポップ・ミュージック。この辺りが守備範囲だと思われるレーベル、HEADZ。キラリと光る個性を持ったミュージシャンが続々登場するレーベルです。滝沢朋恵のアルバムもそんな一枚だと思います。
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 滝沢朋恵は北海道出身、ギター弾き語りのSSW。2014年にファーストをリリースしており、今回のアルバムはセカンドです。

クレジットは以下。
作詞・作曲・アレンジ・歌唱・ギター・録音(歌 & ギター):滝沢朋恵
サウンド・プロデュース & ミックス:佐藤優介(カメラ=万年筆)
ドラム録音(at KRH STUDIOS) & マスタリング:宇波拓
ドラム:村野瑞希(M 3, 7, 9, 11)
朗読:鈴木健太

 内省的なギター弾き語りは暗鬱で穏やか。それをシンセサイザーなどのプログラミングで、立体的な夢幻世界に仕上げているのが特徴です。また字余りの歌詞をフラフラと浮遊するような歌い口でなぞる様は、アシッド・フォークのような趣があり、アンダーグラウンド臭がプンプン。所々で初期の大森靖子を思い出しました。 


 アルバムの中では比較的キャッチーなナンバーです。キラキラと重ねられたキーボードをバックに、寂しい歌詞を歌うどこか虚ろなヴォーカル。放心したような暗さで、何となく不安にさせる音楽です。
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