Starcrawler/ Starcrawler

Starcrawler/ Starcrawler
2018年 アメリカ
『手は洗おう』

 ハッタリ満点のパンク・ロック。宣材文には”ザ・クランプス、ヤー・ヤー・ヤーズ、アリス・クーパー、ニューヨーク・ドールズ、オジー・オズボーン、ザ・ランナウェイズを合わせたら何が生まれる?そう!その答えがスタークローラーだ。”という文句が載っているのですが、とても分かりやすく魅力を伝えていると思います。
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 ロサンゼルス出身。
Henri Cash- Guitar
Austin Smith - Drums
Arrow de Wilde - Vocals
Tim Franco – bass
の4人組。2015年に結成、2016年には初のEPを発表しています。この段階ではいくつかのミュージシャンの前座で演奏していたに過ぎなかった彼らですが、プロデューサーとして活動を支えているライアン・アダムスやエルトン・ジョン、マイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイ、デイヴ・グロールなど、多くのミュージシャンから支持を集めています。本作は満を持してのファースト・アルバムです。

 紅一点であるアロウ・デ・ワイルドの存在感が際立っており、ランナウェイズを引き合いに出されるのも彼女のヴォーカルあってのことでしょう。エコー越しとは言え、しゃくりあげるような高音の絞り出し方や、おきゃんで不敵なパフォーマンスはシェリー・カーリーを確かに彷彿とさせます。付け加えれば、楽曲にも「Cherry Bomb」っぽいものがあります。
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 バンド・アンサンブルは太く凶暴で引き締まっています。うねるグルーヴやオルタナティヴ調の倦怠感を含んだリフを繰り返すシンプルな演奏が中心ですが、疾走感とタイトさを兼ね備えていて好印象。アルバム発表前に売り出されたという日本公演もかなりの人気とのこと。勢いを感じる新人グループです。

Starcrawler - I Love LA
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