Clare Sands/Join Me At The Table

Clare Sands/Join Me At The Table
2016年 イギリス
『英フォークの新星再び』

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 クレア・サンズはアイルランド、マンスター州コルク出身。父親より4歳からギターとヴァイオリン(フィドル)の手ほどきを受けた彼女。家族と共にアイルランド民謡に親しんでいたとのこと。10代前半にはブルース、カントリー、フォークといった音楽にのめり込み、特にボブ・ディラン、ジャンゴ・ラインハルト、エヴァ・キャシディといったミュージシャンに夢中でした。この頃にはバンドを組んで学校の帰り道で演奏を開始していたとのことです。2013年、大学の一時期をニューヨークで過ごしたのちコルクに戻った彼女はハープ奏者のアリス・アウィン(Aisling Urwin)と出会い、デュオを結成。ポール・ブレイディ、ストーンズ、ジェフ・バックリィといった面々のカバーと共に自作曲も披露。そしてデビューEPを経て、初のアルバムをリリースすることになりました。
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 アルバム1曲目はフィドル、ホーンも入るポップな曲。アイルランドらしい荒涼とした冷たさはメロディーや彼女自身の塩っ辛いヴォーカルから感じることが出来ます。オルガン、チャイム、エレキギター、アコギ、ドラム、と分厚いバンド編成で、華やかなサウンドなのですが、シリアスな語り口のヴォーカルが作用しているのかアイリッシュ然とした峻厳なイメージでおおわれています。次の曲以降は弾き語りにフィドル、ドラムが絡む程度の渋い曲が続きます。抑揚がついた歌い口が素晴らしい。また楽しみな英フォーク・シンガーが登場しました。

Clare Sands-Let You Go-Official Music Video
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