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Charlie Faye & The Fayettes/ Charlie Faye and The Fayettes

Charlie Faye & The Fayettes/ Charlie Faye and The Fayettes
2016年 アメリカ
『ゴールデン・ポップスを見事に再現』

 ウィルソン・フィリップスを更にガール・ポップ寄りにしたような・・・モータウン系ガールズ・サウンドを彷彿とさせる甘く爽やかなコーラス・グループなのですが、ゴージャスなキラキラ感もあり。ジワジワと盛り上がってくる。いいグループです。
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  チャーリー・フェイ・アンド・ザ・フェイエッツはテキサス州オースチンを拠点に活動する三人組。既に2枚のソロ作(カントリー)を発表しているチャーリー・フェイを軸として生まれたグループとのこと。

 50年代から60年代に掛けてのアメリカ音楽、ゴールデン・ポップスへの敬意があり、その再現に情熱を傾けています。
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 作曲はもちろんのこと、「don’t be cruel」などという文句も飛び出す歌詞、ヴィンテージ感が伝わる籠ったような音響、甘いハーモニーなど隅々まで拘りが行き届いています。

 演奏についてはオルガンを含むバンド・セットでの録音がされており、サーフィン・ホットロッド系の軽やかなバンド・サウンドが印象的です。

Sweet Little Messages
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関連するタグ アメリカポップス

Haley Reinhart/Better

Haley Reinhart/Better
2016年 アメリカ
『享楽的なアメリカン・ポップスをもう一度』

 煌びやかな衣装がいかにもアメリカン!という佇まい。音楽性も然り。陽気なアメリカン・ポップスをパワフルなヴォーカルで聴かせてくれます。90年代バブルを彷彿とさせる享楽的な雰囲気が久しぶりに新鮮です。
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加えているのはきっとチュッパチャプス。

 ヘイリー・レインハートはイリノイ州ホイーリング出身。現在26歳。プレスリーからブリトニー・スピアーズまで、アメリカ音楽にどっぷりと漬かっている彼女は、2011年にアメリカン・アイドルというオーディション番組を通じて、知名度を獲得。2012年にデビュー作『Listen Up!』を発表。本作は彼女の2ndアルバムです。尚、ヘイリーはSSWだけでなく声優としても活躍しているそうです。
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 ブルース、ロックンロール、ディスコ等アメリカ音楽の歴史をなぞったようなルーツを持っており、ドナ・サマーのようなゴージャスで力強い音楽性が特徴。ドスを効かせるヴォーカルは素晴らしく、さすがオーディション番組を勝ち抜いただけのことはあります。一時期はシーン全体に於いて供給過多であったギラギラとした分厚いアレンジも、一周回って来たのか新鮮に思えてきました。

Better
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Imperial State Electric/All Through The Night

Imperial State Electric/All Through The Night
2016年 スウェーデン
『枯れ具合が最高』
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 ハイ・ペースでリリースを続けているインペリアル・ステイト・エレクトリック。本作で5枚目となります。インペリアル・ステイト・エレクトリックについては3RDリリース時の記事をご覧ください。(4枚目は出ていることに気が付いていませんでした。これから聴きます。)

 ロックンロールのルーツを探究するのが彼らのアイデンティティー。これまでもカントリー要素が強い曲はありましたが、今作ではもはやロックンロールには収まらない、本格カントリー・ロックも収録しており、一皮むけた感じがします。女性コーラスの華やかさ、スライド・ギターの哀愁、ホンキートンク調のピアノ、ダンディなヴォーカル、と彼らの魅力が満載。ファスト・チューンでの疾走感、キャッチーなサビのメロディーも健在で、渋味を増しつつもエネルギッシュな魅力は失っていません。
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Break it down
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Brian Eno/Reflection

Brian Eno/Reflection
2017年 イギリス
『来月の家計を練るときはこれを聴こう』

 ブライアン・イーノの新作を聴きました。熟考する時間の為の音楽ということでこのタイトルが付けられたそうです。特定の場所、目的に対して作られる環境音楽(アンビエント)であり、『Music For Airport』など初期の作品群に通じるものとなりました。目的の為の邪魔をしない音楽ですね。
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 全1曲(54分)で構成されているので1度再生したら、あとはぼーっと聴くだけ。シンセサイザーが折り重なって、風鈴のようなさりげなさで旋律を奏でています。

 ブライアン・イーノがアンビエントを始めた時点の個性をもう一度練り直しているので、素晴らしい出来です。往年の作品と比べて奥行きがより感じられる印象。熟考する時間の為の音楽ではありますが、これ以上書くことは無し。長く愛用出来るアルバムです。

※1曲なので動画も全編収録という太っ腹仕様。

Reflection
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Dee Snider/We Are The Ones

Dee Snider/We Are The Ones
2016年 アメリカ
『ディー・スナイダー健在』

 ディー・スナイダー、3枚目のソロ作。などと書いてみても自分でもディー・スナイダーが3枚もソロ・アルバムを出していることは知りませんでした。そもそもディー・スナイダーのことを、ここを読んでいる方々はご存じなのでしょうか?基本的なことから書いてみようと思います。

 ディー・スナイダーは元々、トゥイステッド・シスターというグループで活動していました。トゥイステッド・シスターはLAメタル全盛期の立役者となったグループで、1980年代に活躍。PMRCが選ぶ最も不愉快な15曲(1985年)のリスト入りを果たした「We're Not Gonna Take It」など、下品なメッセージを込めたポップなヘヴィ・メタルが特徴でした。ディー・スナイダーはその看板シンガーとして、悪童を力いっぱい演じてグループを牽引。爬虫類系のヴォーカルのインパクトと共に大人気となりました。バンドの栄華は80年代の数年で終わり、一度の再結成を経たトゥイステッド・シスターも2016年に再度解散したとのこと。ディー・スナイダーは再結成トゥイステッド・シスターと並行して、別グループでの活動やソロ・アルバム制作と精力的に活動しています。バンド解散後、すかさずソロ・アルバムをリリースする姿勢も頼もしいです。
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 ディー・スナイダーが61歳にしてリリースした今回のアルバム。素晴らしい内容です。元々アリス・クーパーからの影響を感じさせるグラム・ロック系のサウンドを得意としていましたが、ソロとなって自身のヴォーカルによりスポットを当てることでより派手でポップな面が強調されています。分厚いバンド・サウンド、年月を経て嗄れ声になったもののけれん味たっぷりのヴォーカル、共に素晴らしい。メタリックなギター・ソロの後ろでストリングスが入っていたりする辺りにソロっぽさを感じますが、トゥイステッド・シスター本体との差異はほとんど感じません。全く期待していなかった分、うれしい驚き。尚、本作では「We're Not Gonna Take It」をリメイクしており、パワー・バラード調にアレンジされています。

We Are The Ones
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Clare Sands/Join Me At The Table

Clare Sands/Join Me At The Table
2016年 イギリス
『英フォークの新星再び』

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 クレア・サンズはアイルランド、マンスター州コルク出身。父親より4歳からギターとヴァイオリン(フィドル)の手ほどきを受けた彼女。家族と共にアイルランド民謡に親しんでいたとのこと。10代前半にはブルース、カントリー、フォークといった音楽にのめり込み、特にボブ・ディラン、ジャンゴ・ラインハルト、エヴァ・キャシディといったミュージシャンに夢中でした。この頃にはバンドを組んで学校の帰り道で演奏を開始していたとのことです。2013年、大学の一時期をニューヨークで過ごしたのちコルクに戻った彼女はハープ奏者のアリス・アウィン(Aisling Urwin)と出会い、デュオを結成。ポール・ブレイディ、ストーンズ、ジェフ・バックリィといった面々のカバーと共に自作曲も披露。そしてデビューEPを経て、初のアルバムをリリースすることになりました。
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 アルバム1曲目はフィドル、ホーンも入るポップな曲。アイルランドらしい荒涼とした冷たさはメロディーや彼女自身の塩っ辛いヴォーカルから感じることが出来ます。オルガン、チャイム、エレキギター、アコギ、ドラム、と分厚いバンド編成で、華やかなサウンドなのですが、シリアスな語り口のヴォーカルが作用しているのかアイリッシュ然とした峻厳なイメージでおおわれています。次の曲以降は弾き語りにフィドル、ドラムが絡む程度の渋い曲が続きます。抑揚がついた歌い口が素晴らしい。また楽しみな英フォーク・シンガーが登場しました。

Clare Sands-Let You Go-Official Music Video
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135/オーダーメイド

135/オーダーメイド
1991年 日本
『パーカッションの響きが気持ち良い』

 135についてはファーストセカンドのレビューをご参照ください。実体験したのはセカンドまでで、サード以降はソニーの再発盤で初めて聴くことになります。
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 アジア大陸を感じさせるメロディーは健在ながら、オーソドックスなロックへと近づいています。前作までぶっ飛んでいた歌詞も独特の味わいを残しているものの、かなり落ち着いている印象。演奏面ではパーカッションが元気よく跳ねており、ブラスも加わってグ ルーヴ感が増しています。生音重視で隙間をたっぷり開けているのもポイント。アレンジに古さを感じさせません。ジャズ、ソウルの要素も散りばめており、コーラス・ワークがまろやかで洗練されています。

 また作曲クレジットが各メンバー名義となっているのも特徴。本作では高木茂治が主導権を握っています。数曲ある歌謡曲度の高いナンバーは本田義博が担当していることが分かりました。

Will ~オーダーメイド~
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タカダスマイル/ぼくのちっぽけなロックンロール

タカダスマイル/ぼくのちっぽけなロックンロール
2016年 日本
『会ったことがないのに沸いてくる親近感』

 京都出身のフォーク・シンガー、ロックンローラー、タカダスマイル。プロフィールを見てもいつから始めたのか書いてありませんでしたが、2008年のyoutube動画はあったので、それ以前に活動を開始していると思います。2014年にファースト・アルバム『世界平和とオムライス』をリリース。本作はそれに続く6曲入りのミニアルバムです。
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 カントリー、フォークをベースにしたメロディーにおセンチな歌詞を乗せる、シンプルなフォーク・ロック。各曲ともゲストでギターまたはキーボードを迎えて録音されています。高音域でちょっと苦しそうに震えるヴォーカルは、たまの知久寿焼をハスキーにしたような味わいがあり、センチメンタルを増幅させます。年齢は定かではありませんが、中年に差し掛かるころから音楽活動を始めて、自分の内面を赤裸々にさらけ出す堂々たる開き直りが眩しいです。個性を探そうともせず、自分の気の向くまま歌っているだけなので、地味で素朴な内容。だからこそ、何度か聴いただけで、「会ったことがないのにこの人と3時間くらいサシで飲み交わしたような」親近感が沸いてくるのでしょう。応援したくなります。

ぼくのちっぽけなロックンロール
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池間由布子/明るい窓

池間由布子/明るい窓
2017年 日本
『もう一度ライブに行かねば』

 去年はやっと彼女のライブを観ることが出来ました。ただ、その日は疲れていたのか、はたまた彼女の歌があまりに心地よかったせいか、演奏の間3分の1くらい、うたた寝状態でした。もう一度観に行こうにも情報が手に入らず・・・・・・そして

 突然リリースされた池間由布子の新作。セカンド・フル・アルバム。またもやモノクロのジャケットなのです。
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 今回のアルバムはベテラン・エンジニアの大城真によるバックアップを受けて制作されています。ギター弾き語りを中心としつつも、12弦ギター、キーボード、ベースなどいくつかの曲でセッション・プレイヤーが参加しています。また植野隆司の曲を2曲カバー。
ボロンボロンとつま弾かれるギターは相変わらずながら、呟くような歌は独り言のような孤独な雰囲気を纏っています。研ぎ澄まされた鋭さがある曲と、弛緩した穏やかな曲が交互に配されており、この穏やかな曲の時に油断しているとすやすや眠れそうな感じがあり。コツコツと聴き込んで再びのライブ情報を待つとします。

『ぜんぶウソみたい』
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Ron Gallo/Heavy Meta

Ron Gallo/Heavy Meta
2017年 アメリカ
『60年代への敬意たっぷりのssw作』

 「いや、違う違う。ヘヴィメタじゃなくてヘヴィーメタルだから。」というやり取りを何度したことか。今回は、アメリカのシンガー・ソングライター、ロン・ギャロが発表したセカンド作『ヘヴィー・メタ』をご紹介。(煮え切らない・・・・・・)

 ロン・ギャロはフィラデルフィア出身。2007年、トイ・ソルジャーズというロック・グループを結成。鍵盤入りの5人編成であるトイ・ソルジャーズはこれまで3枚のアルバムを発表しています。グループの活動と並行してソロ活動もしており、本作は前述通りセカンド作となります。
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 1曲目 「Young Lady, You're Scaring Me」、明らかにローリング・ストーンズの「Heart Breaker」をイメージさせるヘヴィ・ナンバーが飛び出します。そして2曲目「Put the Kids to Bed」はパティスミス版「Grolia」っぽいギター・リフがフューチャー。彼は60年代のサイケデリック、ビート音楽に伴う荒々しさに惹かれているらしく、そのリスペクト振りは徹底しています。引き摺るようなディストーションで暴れまわるギター、感情豊かにシャウトするヴォーカルを中心に、伸び伸びとしたヘヴィー・ロックが楽しめます。サイケ時代のストーンズを従えてデヴィッド・ボウイが歌っているかのようなラスト・ナンバー「All the Punks are Domesticated」はドラマティックで、余韻の残る終わり方が素晴らしい。
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Young Lady, You're Scaring Me
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