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モコ・ビーバー・オリーブ/わすれたいのに

モコ・ビーバー・オリーブ/わすれたいのに
1969年 日本
『根強い人気を誇るガールズ・グループ唯一作』

 恐らく3度目くらいの再発になるモコ・ビーバー・オリーブの唯一作。人気があります。ラジオDJをしていた3人組をガールズ・グループとしてデビューさせるため、フィル・スペクター流のゴージャスなストリングス・アレンジ(朝妻一郎氏による)を施した洋楽カバー・アルバムです。
 20160201忘れたいのに

 1969年のリリースなので、いくら流行のスパンが遅れていた当時の日本といえどもちょっと古いサウンドだったとは思います。50年代のゴールデン・ポップスからの選曲で統一されています。
驚くほどに馴染んでいる日本語詞、コーラスを交えた甘やかな歌唱、ロマンティックさを強調したアレンジ辺りが本作の魅力。さすがに時代性を感じる音楽性で、特に曲間の歌謡曲ならではの独白は後追い世代にはちょっと辛いです。そこを差し引いてもノスタルジックな味わいがあり、心地よく聴けてしまう一枚です。
 
 今回追加された2曲はレーベルを移籍した後にリリースされた唯一のシングル曲2曲。共にオリジナル曲でオーソドックスな仕上がりです。

忘れたいのに
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関連するタグ 日本ポップス

Ice/Iceman 1967-68

Ice/Iceman 1967-68
1967年 イギリス
『若き日のモ・フォスターの活躍が・・・どこ!?』

 本日ご紹介するのはアフィニティー関連の発掘音源です。アフィニティーと言えば、キーフによる番傘女ジャケが有名な唯一作で知られる、英ロック・マニアご用達グループ。さすがに今回、アフィニティーについてフォローすると字数が足りなくなるので、アフィニティーにどっぷりハマった方々に向けて以下の文章は書きたいと思います。アフィニティーの出世頭と言えば、ヴォーカルのリンダ・ホイルとベーシストのモ・フォスター。特にモ・フォスターはアフィニティー以後もセッション・プレイヤーとしてジェフ・ベック、ゲイリー・ムーア、エリック・クラプトン、フィル・コリンズなどなど、一流ミュージシャンのアルバムやツアーへ参加することになる実力者です。彼のルーツとなる、アフィニティー結成前に参加していたグループ、アイスの音源を発掘したのが本作となります。当時はシングル2枚のみしか発表していなかったグループなのでこれは貴重。ただし。「モ・フォスターが参加しているのだぜ!」と前面でアピールしている本作なのですが、購入後にブックレットで確かめてみるとオリジナル・メンバーではなく、助っ人として加入しただけであることが判明。BBCピカデリー・スタジオ(ラジオ番組)での4曲のみにクレジットされているという悲しい事実。テンションがた落ちです。同セッションではリンダ・ホイルがバック・ヴォーカルで参加(ここで二人は出会った!)しているということを知っても、全く立ち直れません。うがー、一回休憩してチョコパイでも食べよう。
Front Cover copy
「アイスってバンド名でこんなんできました」っていうジャケットですね。

 改めてアイスを聴いてみます。黒魔術チックなオルガン・サイケ。オカルトと牧歌的な雰囲気が同居していて、楽しめてしまいました。声域の狭いヴォーカルには難があるものの、「ヴァーティゴがリリースを検討したけれども、オーディションで落ちた」ような風格があります。ボドキンなどをCD棚に刺しているマニア(同志)であれば、満足出来る内容でしょう。尚、エンジェル・エアーからの再発盤で、音質についてはごにょごにょな感じです。

 さてモ・フォスター、リンダ・ホイルの参加曲について。1曲目は「Day Tripper」。スパイ映画風のハード・ロック・ヴァージョンにアレンジしています。しかしまさかのフェイドアウト。(1:59)他の曲もなかなか良かったのですが、肝心の二人の活躍については確認できず。リンダ・ホイルが「Day Tripper」の後ろでコーラスをやっていることは分かったのですが、もはやそこまで。
ルーキー時代ですし、仕方ないところでしょう。

動画が無くてごめんなさい。
関連するタグ イギリスロック

DAVE KELLY/KEEPS IT IN THE FAMILY

DAVE KELLY/KEEPS IT IN THE FAMILY
1969年 イギリス
『デルタ・ブルース研究作、粘度が足らずとも熱意でカバー』

 最近、コツコツと買い漏らしていたビッグピンク(韓国の再発レーベル、日本ではヴィヴィッドが解説付きで流通)のタイトルを集めています。これもそんな一枚。
Dave Kelly - Keeps it in the Family (1969)

 ジョアン・ケリーの弟にしてジョン・ダマー・ブルース・バンドのギタリスト(当時)でもある、デイヴ・ケリーのソロ・デビュー作。女性ブルース・シンガーとして名を広めていたジョアン・ケリーが数曲で参加しています。

 60年代後半、デルタ・ブルースを探究していたデイヴが自然体で好きなことをやったのが、このファースト・アルバムです。5曲がデイヴのオリジナルで、他はブルース、トラッドのカバーという構成。正直、オリジナルもカバーも、その区別に意味はあまり無く、等しく本場のブルースへの憧れが詰まっています。全編ほぼ弾き語りのみ。

 ジョン・ダマー・ブルース・バンドなどでデイヴ・ケリーに興味を持って本作に触れたならば、ルーツへ真剣に取り組む彼の姿勢にロマンを見出すことが出来ることでしょう。ピリピリとした緊張感が伝わってくる録音から、初々しさも伝わってきます。本場のデルタ・ブルースと比較しても、ギター、歌唱共に聴き応え十分。

 イギリス人による、デルタ・ブルース憧憬。ここまで渋いと、ブルースを普段聴かない(ちなみに僕も違いがあんまり分かっていない)一般の音楽ファンにはおすすめし兼ねる内容です。ただ、英ブルース・ロック・ファンならば、デイヴ・ケリーの最初の一歩は気になるはず。その好奇心を満足させる質はあり。

When the levee breaks
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Tony Hazzard/Tony Hazzard Sings

Tony Hazzard/Tony Hazzard Sings
1969年 イギリス
『職業作曲家の晴れ舞台』

 中古レコード店で見かけていた、謎のおじさんトニー・ハザードのレコード。てっきりアメリカのSSWかと思っていたら、イギリス人だったことが判明。60年代の英ビート周辺のミュージシャン達に多くの楽曲を提供していたトニー。提供先ミュージシャンを記しておくとホリーズ、ルル、トレメローズ、サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンド(ジェントル・ジャイアントの母体)、マンフレッド・マン、クリフ・リチャードなど、そうそうたるメンツ。そんなトニー・ハザードが自作自演ブームと共に、我も、とSSWとしてデビューしたのが本作というわけです。オリジナルはブロンズ・レーベルよりリリース。ユーライア・ヒープやモーターヘッドなどを擁していたレーベルなので、トニー・ハザードのようなミュージシャンはちょっと浮いていたのではないでしょうか。今回はレヴ・オラ(チェリー・レッドの関連レーベル)から再発されたボートラ付きCDを購入しました。
R-3257294-1322662984_jpeg.jpg
ほら、アメリカ人に見えるでしょう?

 提供先の並びから連想される通りの、ウキウキなポップ・ソングが並んでおり、それぞれ軒並み高品質というさすがの内容。ちなみに本作はほとんどの曲が提供曲のセルフ・カバーとなっています。英ビートをベースにした楽曲をサイケポップ風にアレンジしたバンド演奏で仕上げています。地味ながら温かみのある歌声も悪くありません。

 もう少し華が欲しい、という気持ちはあるものの、ストリングスを交えた華麗なポップ・ミュージックが次々に押し寄せて、堪能できることは間違いなし。英ビート期を支えた彼の才能が窺い知れる良作です。

Fade Away Maureen
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The John Young Trio/A Touch Of Pepper

The John Young Trio/A Touch Of Pepper
1961年 アメリカ
『幻のピアニストとして名高い』

 ユニバーサルからリリースされているジャズ定番シリーズの一枚。
前にも書きましたが、さすがにジャズの廉価シリーズは大量リリースにもほどがあり。
僕も全くチェックし切れておりません。
本作も予算が微量余った分を使ってジャズ・トリオっぽいし外さないだろう、
という理由で少しつまんだ程度でございます。
R-4215977-1358786497-8618_jpeg.jpg

 ジョン・ヤング。
誰?誰ですか、という感じですが、シカゴのシーンで活躍していたジャズ・ピアニストだそうです。
幻のピアニストとして名高い、という説明がありました。
しかし「幻の~として名高い」ほど信用できないものはありませんね。
本作は4枚目にあたる1961年のアルバムです。パーソナルは次の通り。

JOHN YOUNG p
SAM KIDD b
PHIL THOMAS ds

うむ、他の二人もやっぱり知らないな。
これがジャズ定番シリーズとして出されていること自体に、ジャズというジャンルの奥深さを感じます。

 主役のジョン・ヤングはファンキーにビシバシ打ち付ける弾き方が特徴。
グルーヴィといっていいでしょう。
オープニングの「Blues Oreenee」から快調に飛ばしております。
ドラムのフィル・トーマスは、バディ・ガイの60年代作品にも参加しており、
ブルース・シーンでも活躍していた人物のようです。
まな板でニンジンをトントンしているかの如く、リズミカルで軽やかなドラミングが印象的。
軽やかなファンキー・ジャズが楽しめ、
黒さ、ダンス音楽の側面を強調したピアノ・トリオ作となっており、地味ながら楽しめたアルバムです。

In Other Words
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