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Hatchet/Dying to Exist

Hatchet/Dying to Exist
2018年 アメリカ
『ライブが見たくなってくる懐古スラッシュのツワモノ』

 ベイエリア・スラッシュが好きだった。ほどほどに、といった程度で。テスタメントやエクソダス、ヒーゼン、フォビドゥンなどの有名バンドで首を振っていた思い出が唐突に蘇った。

 サンフランシスコ近郊育ち、現在はカルフォルニアを拠点に活動しているスラッシュ・メタル・バンド、ハチェットの4枚目。メンバーの面々はベイエリア・スラッシュからの影響を強く受けたとのことです。
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 ザクザクカクカクとした尖ったギターリフ、金切り声のヴォーカル、マシンガンのように前のめりのリズム隊、野太いコーラス、目まぐるしく変化していく曲調とベイエリア・スラッシュのお手本のような音楽をやっています。途中でドラマティックな泣きのギター・ソロが入ったりして、静パートを挟み込む冷静さもポイント。ひたすら「教え」を守っている印象があり、個性という点では食い足りませんが、求めているファンにとっては期待通りのサウンドでしょう。80年代から90年代に掛けて、西新宿のメタル専門店でスラッシュ・メタルの知られざる名作を求めて、有象無象の輸入盤に手を出していたマニアならば、絶対に気に入るはず。

Silent Genocide
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Enuff Z'Nuff/Diamond Boy

Enuff Z'Nuff/Diamond Boy
2018年 アメリカ
『次に期待』

 パワー・ポップ、メタル・グループのイナフズナフによる通算10枚目。コンピ盤など変則的なアルバムが多いので、通算枚数は曖昧です。
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「新しいブートレグかな」と思わせるチープなデザインがイナフズナフらしくてグー。

 前作発表後、かねてより確執が明らかであったドニー・ヴィーが遂に脱退。作曲面、ヴォーカルをリーダーであるチップ・ズナフと二人で請け負っていた人物だけに厳しい状況です。ドニー脱退後の2016年には『Clowns Lounge』という脱退前のお蔵入り音源を再録したアルバムをリリース。苦いファンサービス振りが印象的でした。

 内容について。まずギターが重い。とにかく殴り掛かってくるようなリフで圧倒されます。分かっていたことですが、ヴォーカルに魅力が薄いです。やはりドニーの深みのあるガラガラ声はイナフズナフの要だった模様。チップのヴォーカルには厚いエコーが掛けられており(これはいつも通りなのですが)、盛り過ぎに感じてしまう。楽曲群は引っ掛かりや転調が少ないシンプルなものが多い。加えてミドルテンポ楽曲が多くを占めており、全体でも単調な印象です。中盤の「Fire & Ice」「Love is on the Line」辺りは、もう一捻りすれば化けそうな予感もありそう。終盤の2曲「Dopesick」「Imaginary Man」はドラマティックで、往年の雰囲気が残っています。

Metalheart
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Saxon/ Thunderbolt

Saxon/ Thunderbolt
2018年 イギリス
『こんなに頑張っていたなんて知らなくて』

  NWOBHMシーンを代表するグループの一つ、サクソンの新作。全盛期である初期以降、試行錯誤の迷走をしていた時期もありましたが、今も生き延びているだけでなく、ハイペースでアルバムをリリースしていることは素晴らしい。軽い気持ちで「サクソンだ!なつかしー」とか言って試聴してみたものの、まさか紹介することになろうとは。舐めていました。
SAXON-Thunderbolt-LP.jpg

 切れの良いブリティッシュ・ヘヴィ・メタルが全編で楽しめるアルバム。一糸乱れぬツイン・ギターを前面に押し出したバンド・アンサンブルがとにかく凄い。またコーラスによる威勢のいいサビ、67歳になるビフによるおじいちゃんシャウトも健在です。サクソンらしく、楽曲はとにかくキャッチー。ドラマティックな魅力もあり、ライブで盛り上がること請け合い。

 人間、老いて行けば落ち着きが出てくるもので、ディープ・パープルのように渋い音楽性へとシフトするのがベテランの常。だというのに、この元気なジジメタルの凄まじさたるや。ここ数年の過去作も素晴らしいようなので、チェックしてみます。
Saxon - Thunderbolt (Official Video)
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Spiders/Killer Machine

Spiders/Killer Machine
2018年 スウェーデン
『クリップでのカッコよさは抜群』

 WITCHCRAFT~TROUBLED HORSEと、ヴィンテージ・ハード・ロック・グループを渡り歩いてきたギタリスト、ジョン・ホイルズによるハード・ロック・バンド、スパイダーズ。本作はサード・アルバムとなります。
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 スウェーデン出身ということで、グラム・ロック要素と暴走ロックンロール要素がミックスされた音楽性です。HellacoptersとBackyard Babiesを足して割ったようなサウンドと言えるでしょう。女性ヴォーカルは程よくワイルド、クリアーな発声でカッコ良し。

 そつなく楽しめるアルバムではあるのですが、もう一歩楽曲にパンチが足りず、あまり印象に残らないところは残念。


Spiders/Dead Or Alive

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Gasoline Stars/Good Looks, Bad Behaviour

Gasoline Stars/Good Looks, Bad Behaviour
2014年 スウェーデン
『落ち着かないポップ・ロックンロールが満載』

 スウェーデン、ヨーテボリ出身のグラム・ハード・ロック・グループ、ガソリン・スターズのファースト・アルバム。これは自分のCD棚から出したものなのですが、いつのタイミング、切っ掛けで買ったのか、さっぱり思い出せないです。

 ヨーテボリ地方のヴェストラ・イェータランド県。スウェーデンで2番目に人口が多いという都会で活動しているグループ。2012年から活動を開始し、当初はギタリストが居たものの脱退。更にドラムが交代するなど、メンバーは未だ流動的な模様。現在はギターレス(!)の3人編成ですが、本作はメンバー・チェンジが起こる前に録音された4人編成時代のものです。
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ジャケからして懐かしい雰囲気を醸し出しています。

 北欧ロックンロール・ムーヴメントの中心地、スウェーデンから新しい世代のグループが登場。メロディアスなグループが多いお
国柄だとしても、度を過ぎている感がありロックンロールの野蛮さを凌駕するポップさが特徴です。能天気なコーラス・パートや80年代を彷彿とさせる高音のギター・ソロ、畳みかけるヴォーカル・メロディーなど、落ち着かないポップ・ロックンロールが満載。曲を聴き進めるうちにキラキラした魅力にハマっていきました。

 ネット上では音信不通状態となっており、今後のことは不透明な状況ですがハノイ・ロックスなどが好きな方にはお勧めのアルバムです。

Gasoline Stars - Hit It Like You Mean It (Lyric Video)
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