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ぶどう÷グレープ/おやつの隠し場所

ぶどう÷グレープ/おやつの隠し場所
2016年 日本
『集大成だから安定のいつも通り』

 日本のニューウェイヴ、テクノ・ポップ・バンド、ぶどう÷グレープの最新作。前作のレビューはこちら

 インフォによるとデビュー10周年とのこと。自分はサードからファンになりましたが、リリース間隔が短いのでまだ10年しか経っていなかったのか、という印象です。先行して発表されていたシングル曲10曲をリマスタリングして収録しているとのこと。
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 インフォでは集大成のアルバムと呼ばれており、シングル曲を集めた甲斐のあるバラエティーに富んだ内容です。とは言え、ピコピコ・シンセと個性的なくみんこのヴォーカルの強力な記名性があるので、ぶれは全くありません。大きな驚きこそ無いものの、いつも通り、アヴァンギャルドでポップなぶどう÷グレープが楽しめます。集大成が終わった次のアルバムも楽しみです。

 イギリスでのライブ映像がyoutubeで公開されていたので、チェックしたのですが自然に受け入れられていてすごかったです。
すってんころりん、すってんころりん、の熱唱にほのぼのとしました。

運命のバス
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The Buttertones/Gravedigging

The Buttertones/Gravedigging
2017年 アメリカ
『無邪気なサーフ・ロック懐古』

 サーフ・ロックをベースにビート、ガレージ、サイケデリックの要素を詰め込んだ音楽は、猥雑でサスペンスな魅力に溢れており、まるでスパイ映画か西部劇のサウンド・トラックのようです。
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 ロサンゼルスを拠点として、2012年に結成された5人組バンド、ジ・バタートーンズ。サーフ・ロック、ガレージ・パンクなど60年代の音楽からの影響を吸収して自身のスタイルを身に付けていったとのこと。本作は3枚目のアルバムとなります。
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 メンバーにはホーン奏者と鍵盤奏者が加わっており、分厚くドラマティックなサーフ・ロック・サウンドが楽しめます。サーフ・ロックのリバイバルではありますが、先達のサーフ・ロックの特徴をより増幅させているのが特徴。いわゆるペケペケ・ギターもより高速に、ヴォーカルのけれんみもたっぷり、など全てが大仰なアレンジで聴いていて微笑ましいです。その為、アルバムを通して聴いていると8曲目辺りでもたれてしまう側面もあり。

 それでも、サーフ・ロックへの拘りが伝わってくる筋の通ったアルバム。聴き応えは十分です。

Sadie's A Sadist
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砂場/軌跡

砂場/軌跡
2017年 日本
『東京のワンマンに行けなくてごめんなさい』

 3年振りの新作。今回も自主盤ということで一部インディーズ取扱店と通販のみでの販売でした。6月には東京でワンマンが開催されており、その告知も頂いたのですが・・・・・・行けなかったのですよね。申し訳ない気持ちであります。

 砂場は長野出身の3人組ロック・バンド。2000年代前半に結成されており、これまで全国流通で1枚のアルバムを発表した他、自主のミニアルバムを3枚リリースしています。フォークや演歌に通じる泣き、叙情、コブシを取り入れている和の部分と、オルタナティヴ・ロック経由のダイナミックなメロディー展開という洋の部分を混ぜ合わせた情熱的なロックをやっているのが特徴。またバラードではアコースティックな音作りがされており、こちらではセンチメンタルなフォーク・ロックとしての魅力があります。
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 今回もミニアルバムです。自主制作で頑張っている期間が長く、ファンとしては寂しいところ。前半と最後に激しいロック・ナンバーを置き、間の3曲がバラードという構成です。バンドとしての特徴、魅力を上に書き出してみましたが、それは健在。メンバー各人が名古屋、東京と離れている状況が続いている中、まだまだ砂場というグループが元気に活動しているということが分かって安心する1枚でした。ハードルは高いのかもしれませんが、これまで自主制作で作って来た音源を集めて、1枚のアルバムにして全国流通すれば・・・・・・などと考えてしまいました。取り敢えずライブ情報はチェックします。

今回、音源はありません。
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Bash & Pop/Anything Could Happen

Bash & Pop/Anything Could Happen
2017年 アメリカ
『力の抜け加減が絶妙な純真パンク・ロック』

 力の抜け加減が絶妙な純真パンク・ロック。新人とは思えない、と考えていたら実はベテランでした。

 中心人物はトミー・スティンソン。80年代にはミネソタ州ミネアポリスを拠点に活動するザ・リプレイスメンツのメンバーとして活動しています。初期オルタナティヴへと繋がるガレージ系のロック・バンドとして支持を得ていた彼らですが90年代初頭には解散。その後、トミーが始動させたのがバッシュ&ポップでした。このグループはアルバム1枚きり(1993年リリース)で活動を停止させてしまいますが、リプレイスメンツ譲りの哀愁メロディーを持った、ナイスなグループでした。その後、トミーはガンズ・アンド・ローゼズへ参加することに。そしてそんなアルバムもCD棚の奥の奥にしまわれていた2017年、突如再結成してリリースされたのが、このセカンド・アルバムです。
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 ダイナミックなサウンドは、まるで90年代のロックンロールがそのままパッケージされているよう。トミーを含め、すべてのメンバーがベテラン・ミュージシャンな為、落ち着き払った演奏が印象的。パンク特有のがむしゃらさは希薄ながら、ロックンロールならではの身軽さは存分に感じ取れます。
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On The Rocks
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The Dirty Nil/Minimum R&B

The Dirty Nil/Minimum R&B
2017年 カナダ
『うねるグルーヴとディストーション。猛烈パンク』

 ディストーションてんこ盛りで暴れまわる野蛮なパンクが存分に聴けるアルバムです。

 ダーディ・ニルはカナダ、モントリオールで活動するオルタナティヴ・パンク・バンド。オルタナティヴ・パンクという音楽には今回初めて遭遇しました。ディストーションやグルーヴのうねりが90年代オルタナティヴ・ロックからの影響を感じさせており、なるほどと理解出来ました。メンバーは3人。2006年にバンドを結成したものの永らくアルバムをリリースすることが出来ず、シングルを細々とリリースし続けてきたそうです。2016年、遂に初のオリジナル作を発表。本作はデビュー作に伴うツアーを経て、リリースされたシングルB面及び未発表曲集となります。
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 ひたすらシンプルにうねるヘヴィーな楽曲が続きます。パンクではありますが疾走する曲はあまりなく、ミドル・テンポで推してくるので腹に効きます。若さゆえの勢い、ロックへの憧れが詰まっており、満足。全力でバンドを楽しんでいる姿に好感が持てます。もっと元気を出さねば、と思わされたり。
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Fuckin' Up Young (Official Video)
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