The Regrettes/Feel Your Feelings Fool!

The Regrettes/Feel Your Feelings Fool!
2017年 アメリカ 
『シンプルなガールズ・パンクが聴きたいときに』

 定期的に物色したくなるガールズ・バンド。いやぁ、おじさんも嫌いじゃないのです。今回見つけたのは。60年代ポップスのシンプルさ、ロマンティックさとガレージ・パンクのエネルギーを融合させたバンド、リグレッツのデビュー作です。
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 ワシントン州シアトル出身。2015年結成。15歳のヴォーカル、リディア・ライトを中心とした4人組のバンドで、ドラムのみ男性メンバーです。全員が10代という若いグループ。
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グループショットのテンションからにじみ出る若さ!

 ワーナーから国内盤がリリースされる彼女達。インフォでは「若さならではの辛辣さと甘さ、純粋さとひねくれさが同居したサウンドがたまらない魅力をふりまいている」というシンプルな若さ推しがされています。
スタンダードなパンク・バンドながら、10代のグループとしては緩急の付け方がうまく、加えてサーフ・サウンドやゴールデン・ポップスのエッセンスを散りばめた曲作りがされているのがポイント。パンクらしからぬ、クリーンでソリッドな演奏も素晴らしい。溌剌とした若さを体現しているヴォーカルはもちろん文句なし。一部、シューゲイザーっぽい曲があり。まだ引き出しがありそうな予感。

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Milky Wimpshake/Encore, Un Effort!

Milky Wimpshake/Encore, Un Effort!
2015年4月 イギリス
『パンクが好きでもそうでなくとも』

 ちょっと調子っぱずれでダルダルな男女混声ヴォーカル、
単純なコードを繰り返すギターを中心に、背伸びをしていない演奏陣。
でもとってもキャッチー。そしてメロディーには哀愁があり。
いいパンク・バンド、見つけました。

 ニューカッスル・アポン・タイン出身のピート・デールが90年代から続けているプロジェクト。
それが今回ご紹介するミルキー・ウィンプシェイクです。
94年から活動を続けているベテランで、今作は7枚目のアルバム。
本作より新メンバーとして、
ソフィー・エヴァンス(10代のピチピチギャル)をヴォーカルとして迎えています。
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 メンバー構成はトリオ+女性ヴォーカルという布陣。
インディー・ポップを得意とするイギリスのレーベル、フォーチュナ・ポップからリリースされており、
先述したように脱力した演奏によって繰り出される、
キャッチーで哀愁を秘めたメロディーが魅力の要となっています。
パンクはオリジネーター周辺しかほとんど聴いていないので、
詳しく解説は出来ませんが、個人的にはクラッシュ、バズコックス辺りの影響を感じました。
加えてヴェルヴェッツ経由でのオルタナっぽいダークさ、気怠さを兼ね備えているのがポイント。

 素人っぽさを存分に感じさせながらお気軽な雰囲気を漂わせる
ソフィーのヴォーカルが不安定ながら面白い。
一方、演奏はローファイな音質に惑わされがちですが、
敢えて粗さを出しつつコンパクトにまとまっており、安定感抜群。

 こんなグループが居たとは全く知りませんでした。
他のアルバムも折に触れて集めていきたい、と思うくらいの好感触。

 今回のアルバムはレコード・ストア・デイでの限定でアナログを発売した以外では、
ダウンロードでしか入手出来ないようです。

Le Revolution Politique
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Stranglers/Black & White

Stranglers/Black & White
1978年 イギリス


『三島由紀夫に捧ぐ』

英パンク・グループ、ストラングラーズの3rdアルバム。
メンバーの一人ジャン=ジャック・バーネルは、
日本通で、空手のロンドン支部長を務める傍ら、
義理人情、侘寂など日本の文化を研究、
この時期には三島由紀夫にどっぷりと浸かっていました。

そんな彼が三島由紀夫に捧ぐ、と発表したのがこの曲です。

「Death And Night And Blood(Yukio)」

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