Sir Oriental Orchestra/天然関係
Sir Oriental Orchestra/天然関係
2015年6月 日本
『青田買いレベルマックス』
シティ・ポップ、シティ・ポップ、シティッ・ポップ・・・・・・
イギリスにおけるネオ・ネオ・モッズの如く、
リバイバルが盛り上がっていた去年辺りのシティ・ポップ・シーン。
僕も楽しくブーム(まぁひっそりとしたものだと思いますが)に乗って大いに楽しませてもらいました。
しかし正直に言おう。
実はちょっと前から飽きていたかもしれません。
『大瀧詠一、ティン・パン・アレー、シュガー・ベイブなどのシティ・ポップやニュー・ミュージックをルーツに、
90年代J-POP/J-ROCKの匂いも加えたサウンドを鳴らしている』
とか宣材文で書かれても「またかぁー」とローテンションなまま。
しかし音源を聴いたら眠気スッキリ、シャッキリ。
「これいいぞ!ソーロエンタ・・・・・・天然関係!」
CD開封、ブックレットの裏面が大瀧詠一チックなことにニンマリ。
サーオリエンタルオーケストラは2010年に結成されたグループ。女性ヴォーカル、鍵盤入りの4人組です。
70年代のシティ・ポップと感じる、ノスタルジー多めの楽曲群が並んでいます。
宣材文のご指摘通り90年代を彷彿とさせる(いい意味で)俗っぽいポップさを持っているのが特徴。
がむしゃらな鍵盤や声量が足りないながらも情熱的なヴォーカル、
伸びやかなギターなどに、自分はその傾向を感じ取りました。
プリンセス・プリンセスみたいなところもあったりします。
シティ・ポップでありながら、アリーナ・ロックっぽさもあるというのはなかなかに新鮮。
やりたいことの提示は出来ている一方で、
歌唱、演奏といったパフォーマンス面では粗削りなところが見受けられます。
今後の鍛錬に期待。
後半、エモーショナルな曲が固まっているので、
さっぱりとした静かな曲が挟まれていたら良かったかもしれません。
そんなことを冷静に思いつつも、この人懐っこいサウンドはやっぱり魅力的。
次が楽しみだ。
「天然関係」
関連するタグ 日本ポップス
2015年6月 日本
『青田買いレベルマックス』
シティ・ポップ、シティ・ポップ、シティッ・ポップ・・・・・・
イギリスにおけるネオ・ネオ・モッズの如く、
リバイバルが盛り上がっていた去年辺りのシティ・ポップ・シーン。
僕も楽しくブーム(まぁひっそりとしたものだと思いますが)に乗って大いに楽しませてもらいました。
しかし正直に言おう。
実はちょっと前から飽きていたかもしれません。
『大瀧詠一、ティン・パン・アレー、シュガー・ベイブなどのシティ・ポップやニュー・ミュージックをルーツに、
90年代J-POP/J-ROCKの匂いも加えたサウンドを鳴らしている』
とか宣材文で書かれても「またかぁー」とローテンションなまま。
しかし音源を聴いたら眠気スッキリ、シャッキリ。
「これいいぞ!ソーロエンタ・・・・・・天然関係!」
CD開封、ブックレットの裏面が大瀧詠一チックなことにニンマリ。
サーオリエンタルオーケストラは2010年に結成されたグループ。女性ヴォーカル、鍵盤入りの4人組です。
70年代のシティ・ポップと感じる、ノスタルジー多めの楽曲群が並んでいます。
宣材文のご指摘通り90年代を彷彿とさせる(いい意味で)俗っぽいポップさを持っているのが特徴。
がむしゃらな鍵盤や声量が足りないながらも情熱的なヴォーカル、
伸びやかなギターなどに、自分はその傾向を感じ取りました。
プリンセス・プリンセスみたいなところもあったりします。
シティ・ポップでありながら、アリーナ・ロックっぽさもあるというのはなかなかに新鮮。
やりたいことの提示は出来ている一方で、
歌唱、演奏といったパフォーマンス面では粗削りなところが見受けられます。
今後の鍛錬に期待。
後半、エモーショナルな曲が固まっているので、
さっぱりとした静かな曲が挟まれていたら良かったかもしれません。
そんなことを冷静に思いつつも、この人懐っこいサウンドはやっぱり魅力的。
次が楽しみだ。
「天然関係」