STORYTELLER/MORE PAGES
STORYTELLER/MORE PAGES
1971年 イギリス
『クラシック、フォークの要素を内包したソフト・ロック』
フォーク系の大手レーベル、トランスアトランティックに所属していたポップ・グループ、ストーリーテラーのセカンド・アルバム。ビッグピンクより初めてのCD化です。メルヘンチックなイラストのジャケットが人気のファーストと比べると、渋い風景画が地味と感じるセカンドのジャケット。ただよく見るとロゴにクジャクの羽をモチーフに用いており、かっこいい。

男女ヴォーカル2人を擁した5人組。プロデュースはアンディ・ボウン(元THE HARD)が担当しており、作曲にも関わっています。
アコギとトランペット、ヴァイオリンが絡み合う、クラシック、フォークの要素を内包したソフト・ロック(フォーク・ポップ)をやっています。ヴォーカルは二人とも霞むような歌声で、いわゆるヴェルヴェット・ヴォイス。主張は控えめながら、ストリングス・アレンジがヴォーカルの隙間を十分取っており、且つコーラスを効果的に使うことで、埋もれない存在感を発揮しています。ヴィヴィッド盤に付いている小西勝氏の解説にも「リーダーシップを取るものの欠如」が欠点として挙げられていますが、上品なフォーク・ポップ以上の主張を感じることは出来ませんでした。クラシックとフォークの融合という点ではトランスアトランティック・レーベルらしい典雅な魅力を感じることは出来ます。
Remarkable
続きを読む(動画があるよ) »
1971年 イギリス
『クラシック、フォークの要素を内包したソフト・ロック』
フォーク系の大手レーベル、トランスアトランティックに所属していたポップ・グループ、ストーリーテラーのセカンド・アルバム。ビッグピンクより初めてのCD化です。メルヘンチックなイラストのジャケットが人気のファーストと比べると、渋い風景画が地味と感じるセカンドのジャケット。ただよく見るとロゴにクジャクの羽をモチーフに用いており、かっこいい。

男女ヴォーカル2人を擁した5人組。プロデュースはアンディ・ボウン(元THE HARD)が担当しており、作曲にも関わっています。
アコギとトランペット、ヴァイオリンが絡み合う、クラシック、フォークの要素を内包したソフト・ロック(フォーク・ポップ)をやっています。ヴォーカルは二人とも霞むような歌声で、いわゆるヴェルヴェット・ヴォイス。主張は控えめながら、ストリングス・アレンジがヴォーカルの隙間を十分取っており、且つコーラスを効果的に使うことで、埋もれない存在感を発揮しています。ヴィヴィッド盤に付いている小西勝氏の解説にも「リーダーシップを取るものの欠如」が欠点として挙げられていますが、上品なフォーク・ポップ以上の主張を感じることは出来ませんでした。クラシックとフォークの融合という点ではトランスアトランティック・レーベルらしい典雅な魅力を感じることは出来ます。
Remarkable
スポンサーサイト